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2012/10/10

Li-ion始めました その4 ~NEW-898~

いわゆる「Fenix」の「MC10」、「MC11」のコピー商品です。
コピーというか、ライセンスを安く買ったみたいな感じの商品だと感じます。
パクってるというか、「金型流用してね?」というレベルのものだと思います。

有志達の情報はコチラ→「Copia de Fenix MC10
スペイン語なので翻訳して読んでみてください。


ただ何せお安いです。
DXKaidomeineBay などで11ドル前後です。1,000円しません。850円くらいです。
私は2個買っちゃいました。























特徴をいくつか書いてみたいと思います。


1.前後45度ずつ首が振れるL型ライト                           



































L型のライトは ZebraLightSpark などありますが、ヘッドランプ前提だと思うんです。
ヘッドランプであればヘッドバンドに取り付けてから角度調整が出来ます。

しかしこのCopia de Fenix MC10はベルトや上着のポケットにクリップで留めた状態で
首が振れる。つまり角度調整が出来るわけです。

ヘッドバンドがない場合、ヘッドランプをしづらいシチュエーションの場合等々。
そんな時首振り可能なこのライトはとても便利だと思います。




2.強烈な集光系                                       


















このライトのレンズはコリメータレンズです。集光系です。
ハンズフリーで手元作業に使いたい人がこの類のL型ライトを使いたいんだと思いますが、
強烈に集光系です。嫌がらせとしか思えません。




















そこで私はFloodyなシールを丸く切って貼っています。
これはレーザープリンタ用の半透明シール用紙です。
建築模型用に使っていたものですが、商品名等は分かりません。


シールじゃ嫌だという方、ヘッド直径はちょうど25mmなのでOLIGHTのデュフューザーが
使えるのではないかと思われます。
FenixのAD03(31~32.5mm)AD401(20~21.5mm)あたりはダメそうな気がします。


集光っぷりを見て捨てようかと思いましたが、シールを貼ってFloodyな拡散系にすると一気に
使えるライトになった気がします。




3.14500が使えとても明るい、しかしランタイムがおそらく短い、そして熱い      


















オリジナルのMC10、MC11は単3(AA)ですが、こちらは3.7Vの14500が使えます。

カタログスペック的には310ルーメンだそうです。
実際その数値が出ているかどうかはさておき、200ルーメン以上の明るさはある気がします。
中国製のこの手のライトの方向性が「ともかく高輝度、ただし短時間」なのだと思います。

使う側の用途としてその方向性で問題がないのであれば十分アリだと思います。


そしてもうひとつ。すぐ熱くなります。
具体的に何分で何度になるというのは測ってませんが、Highモードは5分も使いたくない
という気がしています。


ちなみに上記は14500の場合です。




4.電池キャップ部分に磁石                                  


















これもオリジナルにはない要素です。
仕事で使う方には磁石でくっつくというのは都合が良いと思います。

ただし、ライトの自重を支えるのがギリギリな感じです。
薄い鉄板とかだと自重を支えきれないなんてことも多発します。

全般的に詰めの甘さが目立ちます。。。




5.High、Mid、ストロボの3モード                               


















<操作>
・クリックでON、クリックでOFF。
・半押しでモード変更
・モードは3モード。High→Mid→ストロボ→Highに戻る
・5分以内(5分なのか3分なのか時間は未実測)の再点灯の場合、HighでOFFにしたら
 Midで点灯。MidでOFFしたらストロボで点灯。ストロボでOFFしたらHighで点灯。
 5分以上経過してから再点灯の場合Highで点灯。


OFFにした時のモードをメモリーしといてくれるライトはありますが、
OFFにしたときのモードの次のモードで再点灯するという最悪のメモリー機能。
そして一定時間経過後は常にHigh点灯。
意味不明な操作性です。




6.ZebraLightのH600用シリコンホルダーにぴったり                   


















という感じでヘッドランプとしても使えます。
もちろんMC-10、MC-11純正のヘッドバンドでも使えると思います。
が、このライトはやはりクリップでベルトとかポケットに留めて使うのが正しいと思います。

ちなみに、電池キャップ部分で23mm、グリーンの胴体部分で21.5mmの直径です。




7.胴体のゴム部分、スイッチカバーがGITD                        


















畜光性能は悪いです。あまり期待しないほうがいいです。






最後に、色々書きましたがやはり安いというのは私的に大きいです。
特に仕事で泥まみれで使いたいなんていう場合、5,000円もするライトでは気が引けますが、
850円のライトなら気兼ねなく使うことが出来ます。

シールを貼るなり、デュフューザーを付けるなり拡散系ライトにして使ってみてください。
ツッコミどころ満載のライトではありますが、かなり便利だと思います。






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